2012年02月06日

コネ採用を巡るあれこれ

岩波書店が自社のホームページの採用欄に
「岩波書店著者の紹介状あるいは岩波書店社員の紹介があること」を条件にしていたことに端を発するこのニュースは、厚生大臣までが動き出し、またNHKのニュースにも取り上げられるくらい一時的に世間を賑わせた。

今回、岩波書店側のコメントは「応募条件であり、採用条件ではない」とし、そして、「毎年採用は若干名なのに対し、応募は1000人に及ぶこともある。現在は、結果的に落とすための試験になっており、できるだけそれを避けるため」とのことだった。
http://mainichi.jp/life/job/news/20120203k0000e040169000c.html?inb=yt

ツイッターでもつぶやいたが、コネ採用は今でも行われている。
地方だったら当たり前とは言いすぎだが、まだまだ多い。

岩波書店側の言い分も理解できる。
インターネット経由での採用が一般となり、冷やかしでエントリーする学生に企業は頭を抱えているからだ。
メディアやマスコミなどの人気業界や人気企業は岩波書店同様数名の採用に対し数千人が応募する。
だから、本気の人なり、人物なりがわかっている人のみに応募してほしい、というのは企業側の言い分となる。

コネ採用は諸刃の剣。
採用段階においても、企業側、応募者側共に気を遣う。
紹介者の顔を潰すわけにもいかない。
縁あって入社したとしても、仕事が嫌だからといって簡単には辞められないし、紹介者の手前、仕事の与え方にも気を遣う。

ただ、一つのスクリーニングの方法としては、紹介はアリが個人的な意見。
ただ、あくまでも候補者の土俵に乗せるまで、というのが持論。
結果が紹介者に左右されてはダメだ。

新卒採用ではコネは悪者にされているが、中途入社の世界ではコネというか紹介や口コミは当たり前。
採用のHPに出す前に、必ず個人的な口利きで誰かいないか企業側は探す。
紹介者が信頼のおける人であれば、無駄な手間が省けるからね。
経済的合理性を追求し、ハズレを掴みたくないなら考える手段として間違っていない、ということは理解できると思うけど。


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今日のひとこと
コネ採用、やる側も受ける側も、土俵に乗せる(乗る)までに
留めましょう。結果が紹介者に左右されてはなりません。
選考はきちんと。
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タグ:就活 コネ

2011年06月27日

就活長丁場 負担重く

今朝の日経朝刊の「働く」面に会った記事。
読んだ学生も多いんじゃないだろうか。

記事にあった通り、今年は大手が5月に一斉に動き出した。商社は予告通り(表向きには)6月に入った途端一気に、という感じだった。
そして、1月〜震災までに内定を出した企業が、拘束を強めているのも事実。
毎年恒例だが、承諾書や研修で学生に対しては強いプレッシャーをかけている。
まだ就活を続けている4年生にとっては、新聞でこのように取り上げられたからといって、何かが変わるわけじゃない。企業が夏休みモードとなる8月前の内定を目指して頑張ってほしい。

3年生は、この記事を参考にして来年に備えてほしい。
2013の就活は超長期化する。この夏のサマーインターンから始まり、来年6月までずるずると長く続く。
ピークは3月〜6月だろうが、それでも長丁場だ。

長丁場になると何が大変か。
まずはメンタル面でのコンディションを維持すること。
そして、学業とのバランス。
さらに、つい忘れがちだが深刻なのが経済的な面だ。

今からアルバイト代は貯めておこう。スネをかじれるのであれば、ご両親にも支援をお願いしておこう。

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今日のひとこと
超長期化の就活に対応するには、今から準備が必要だ。
特にメンタル面を安定させて長期化を迎えられるようにしておく
こととお金だ。
今年の夏休みの使い方、そろそろ真剣に考えよう。
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タグ:就職活動 2013

2011年06月21日

「大卒採用13.7%増」とは言うものの…

今朝(正確にはもう昨日になるが)の日経新聞朝刊及び日経産業新聞では、表題を見出しとした一面のトップ記事、そして詳細記事が複数面にわたって展開されるなど、採用に関する大特集が組まれていた。
就活を迎えているみんな、そしてこれから就活を迎える3年生は、これらの記事をみて、どう思ったのだろう。

「へぇー震災の影響って思ったほどないのかも」
「色んな噂があるけど、これだったら就活イケそうかも」
なんて思っているんだったら、甘い。

特集面で、リクナビ編集長の岡崎さんがコメントを寄せている通りである。

今回、調査対象となっているのは日本を代表する有名企業ばかり。一部上場が中心だ。
手ばなしで、というわけにはいかないだろうが、理系は文系との比較でいえばまだマシだろう。
(実際日経産業新聞では大卒理系採用19%増ってなってたように)

大手製造業を中心に、それなりの企業規模を誇る会社のグローバル化はもう当たり前になっている。(もちろんビジネスモデルによる)

従来は管理職に昇進する際に設けていたTOEICの足切りも、今は新卒の採用時にも設けられている。

このブログを読んでいるのが中堅私立文系の学生だったら安心しない方がいい。

企業は募集人員は公表しても、実際何名採用したかはオープンにしていない。

かねてより言われていることだが、もう企業はハードルを下げることはしない。
そして、企業によっては日本人でなくても構わないと公言している。

今朝の新聞を読んで、もし楽観視したならば、改めて気を引き締めなおそう。


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今日のひとこと
メディアが報じる数字に一喜一憂するな。
こんな全体の数値などキミたちの就活には関係ない。
それよりも目の前のことをちゃんとやろう。縁を大切にしよう。
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2011年04月04日

就職活動、目算狂う

今朝(4/4)の日経本誌朝刊 働く面に、震災で就職活動が大きく混乱していること、また採用人員の下振れや見直しが行われる可能性が出ていることが特集として扱われていたね。

参考: 先日の朝日新聞でも同様の記事が掲載されていた。
http://www.asahi.com/job/syuukatu/2012/news/OSK201103260011.html
http://www.asahi.com/job/syuukatu/2012/news/OSK201103290008.html

以前も記したとおり、また直接接している学生には伝えているが、今回の震災が日本経済に与える影響は計り知れない。
特にキミたちから見て就活(企業から見れば新卒採用)には大きな影響を及ぼす。
直接被害があった製造業や流通業などはわかりやすい一例。
しかし、今はネットワーク社会。企業がチェーンで繋がりあっているような感じ。
そのチェーンの色々なところが分断されてしまったのが今回の震災。
一時的な特需はあるだろうが、長期的に見ればマイナスの方が遥かに大きく、採用よりも復旧に手一杯なのが多くの企業。
もちろん、震災の影響を大きく受けていない企業は採用活動を地震があった直後から再開させていたし、予定を変更していない企業も多い。(東北エリアに直接関わっていないエリア限定の商圏でビジネスを行っている(地銀、信金など)とか、サービス業とか)

現在就活を行っている新4年生(修士2年生)の、今年の就活は長期化する。
記事内にもあるように、教育実習始め、実習科目と時期が重なっている学生は「どうしよう」と青ざめているが、そこは適宜対応していくしかない。
ただでさえ厳しい就活戦線がさらに厳しさを増す様相だが、準備をしてきた学生にとっては大きな差は無い。そのまま頑張ってほしい。
ただ、長期化する以上、メンタル面でいかに適度な緊張感を維持するか(張り詰めすぎず、気を緩ませず)、そして金銭的にどう長期化する中でやりくりするかが、キミたちにとっては現実的な悩みとなるだろう。

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今日のひとこと
今年の就活は長期化が必至。いかに安定したメンタル面を維持し
続けるか、金銭的な負担をどう凌ぐか、今から覚悟をしておこう
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2011年03月17日

震災の就活への影響 続報

他メディアへのリンクのまとめですが、皆さんの参考になれば。

MSN記事
【東日本大震災】就活にも不安 大学窓口などに相談し備えを
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110317/trd11031707440001-n1.htm

Yahoo!の就活情報まとめページ
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/economy/student_jobhunting/

採用試験 延期相次ぐ
http://www.yomiuri.co.jp/job/news/20110317-OYT8T00419.htm

en-Japanの特設ページ
http://corp.en-japan.com/newsrelease/detail.php?id=650
同じくen-Japanの人事ブログまとめページ
http://enjapan2012.com/companySearch/blog_list.cfm?oc=1&ru=10

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今日のひとこと
就活が一旦ストップしている人に
今までの振り返りを行おう。
落ち着いて振り返ることで新たな気づきがあるはず。
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2011年01月19日

婚活疲れと就職疲れ

このブログを読んでいるのはほとんどが大学生だからまだまだ「婚活」なんて言葉には縁がないだろう。

僕の方がよっぼど婚活には切実だ(笑)

昨日(1/16)の夜に放映されていたNHKのニュース9で、「婚活疲れ」が特集されていた。
たまたま帰宅してTVのスイッチを入れたときに流れ始めたので、真剣に見ていた訳ではなかったが、要は結婚情報サービス会社を使って婚活していた男性が、何度もフラれることで精神的に参ってしまい仕事にも影響がでてしまっているというリポートだった。

原因は、結婚情報サービスに登録するときには、数多くの個人情報を開示するが、お断りのメールには「なぜお断りなのか」の理由が記されていないから、あれこれ自分で悩んでしまいネガティブスパイラルに陥ってしまうことが多いらしい。
ここでの対処法として、精神科医が言っていたのは、一人で悩みを抱え込まないことだった。

就活も一緒。
就活疲れに陥っている人を僕は数多く見てきている。

僕は学生のみんなに対し、直接話すときにはわかりやすくイメージしてらうために、恋愛をよく比喩に使う。

恋愛もフラれる経験が無ければ免疫もつかない。
また、フラれたり別れたりするときには、相手によっては理由を言ってくれない(言ったとしてもホンネではない)場合がある。

就活もまさに結婚情報サービスと同じで、エントリーシートで散々自分のことを開示し、面接でも根掘り葉掘り聞かれたあげく、お断りされる場合はお祈りメールで済まされてしまう。

挫折経験が無ければあっという間にネガティブスパイラルに陥ってしまうね。

免疫力を付けるためにもまだ大学の1〜2年であれば、フラれる経験や挫折経験を積んでおく方がいい。ま、わざとじゃ意味ないんだけど。
今、就活真っ直中だとさすがに就活終わるまでは新たに恋愛する精神的にも時間的にも余裕はないはずだから、就活後の楽しみに取っておこう。

ちょっと脱線したけど、自分を冷静に多角的に知ることは大事。
お祈りメールをもらう前に、そしてもちろんもらったら、自分の何がダメだったのかヒントを得るために、ESや面接を他人に見てもらおう。
もちろんそのお断りした相手しか本当のことはわからないが、数多くの人からのフィードバックを得ることでヒントは掴むことが出来る。

就活はよほどアタマが良く意志も強くない限り、絶対に一人で行うことはオススメしない。

就活の仲間の存在を始め、ご両親を始めとする家族、大学のキャリアセンター、ゼミの先生や仲間、サークルの先輩や仲間のバックアップがあればあるほど上手くいく。
もちろん、周りの意見はあくまで参考であって振り回されてはいけないし、相手は選んだ方が良い。

多角的に自分を知ることを常に心がけよう。

内定率が史上最低を更新したニュースが出ても、就活疲れには関係ないよ。


それにしても、婚活専門の精神科があるとは驚いた。
同じ商売やるにしても名前の付け方だねぇ…(苦笑)。

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今日のひとこと
恋愛も就活もフラれる免疫をつけておくことで強くなる。
また、自分のことは自分じゃわからない。
周りから多角的なフィードバックを得よう。
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大卒内定率68%

先のエントリーと同様、社会人向けブログ(http://shokubaryoku.blog56.fc2.com/)からの転載。


同じく今日の日経新聞本紙夕刊の1面にあった記事。
12月1日時点での、文科省+厚労省の調査で明らかになった数値で、調査を始めて以来の最低を更新したとのこと。
http://www.j-cast.com/2011/01/18085764.html

またこれで世間は大騒ぎするんだろう。

僕はキャリアを自分のドメインとして、今は主に大学1年生から社会人の管理職クラス(18歳〜50代)までを相手に仕事を行っている。
そして今、一番ニーズがあるのが大学生対象のキャリア教育や就職活動支援だ。
ありがたいことに僕は今、とても忙しくさせて頂いている。

ただ、メディアでの報道や、この就職氷河期に便乗する企業の動き方を見ていると、多くの違和感を覚える。

先日、ベストセラーとなった「就活のバカヤロー」を著した石渡さんがこんな記事を書いていた。
「大学生ホワイトカラー内定率悪化はFラン大学生数増えたから (NEWSポストセブン)
http://www.news-postseven.com/archives/20110116_9723.html

さて、この数値をどう捉えるか。
就活生のキミたちはこんな数値に踊らされるのはやめよう。

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今日のひとこと
内定率はあくまでも全国の平均。それもサンプルした大学は
全部じゃない。
キミたち自身の就活そのもに平均なんて関係ないよ。
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育てグローバル人材

久々の更新。
社会人向けブログ(http://shokubaryoku.blog56.fc2.com/)からの転載です。


今日の日経新聞本紙夕刊1面は、他に大きいニュースが無かったのか「育てグローバル人材」という見出しがトップに躍った。

日本経団連が日本人留学生を対象にした奨学金制度を創設するというニュースに加え、NTTデータ、日本IBM、ソニー、パナソニック、ファーストリテイリング、三菱商事、野村HDの各社のグローバル人材育成の取り組みが紹介されている。

今回の記事には取り上げられていないが、ローソンの新浪社長が玉塚氏をCVSグループのCEOに抜擢したのも、出遅れた海外戦略のテコ入れのためと報道されている。

まだブログには書けていないが、先日僕の授業にゲストでお招きした酒井穣氏も今後のキャリア開発の話の中で、今後のビジネス環境変化を見据えるならば、自らそして自組織の主要メンバーをグローバル人材化していくことの重要性を説いていた。

日本に限らず世界中のビジネスのグローバル化はもう止められない。これは東西冷戦後のIT革命(特にインターネットの普及)で劇的に進化した。

自分の組織、そして自分自身のキャリアを考える上でも、このビジネスのグローバル化をどう捉えていくか、が今後の鍵となる。

欧米から見れば世界の辺境であり、島国であり、今まではほぼ単一民族国家であった日本。
開国してもメンタリティとしては鎖国のような日本。

僕が中学生くらい(20数年前)から「国際化」とはよく言われていたが、90年代から国際がグローバルという言葉に変わり、英語の重要性は説かれていたが、今は本当にもう待ったなしの状況である。

よくグローバル化の成功例として最近元気のある北欧や韓国、シンガポールと日本はよく比較されるが、そもそも国内のマーケット規模が異なることはあまり触れられていない。
ガラパゴス化しても何とかなってしまうのは国内マーケットが中途半端にあるからだ。

ただ、今後20年・30年で考えた場合、日本の国内マーケットは高齢化・縮小化の道を歩む。
それでもある程度国内マーケットでも規模があるのが日本だ。(人口1億人程度はいるわけだから)

自分の組織は規模の拡大を目指すのか、それとも国内でほどほどのところで良しとするのか。
この選択はよくよく考えて欲しい。いずれにせよ茨の道が待っているわけだから。

自身のキャリアもグローバル化して上を目指すのか、国内に留まるのか。
こちらもどちらを選択しても茨の道が待っている。グローバル化するにしても、ほどほどでいいやと思ったとしても、人材の国際競争には巻き込まれてしまうことは避けられない。
じゃあどうするか?
ヒントは世の中に沢山ある。
これからの社会がどうなっていくのか、よく見極めた上で何を学んで行くのか、どんな経験を積むのが良いのか、よく考えていこう。

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今日のひとこと
グローバル化はもう止まらない。じゃあ、キミはどうする?
どの道を歩んでも競争は避けられない。
けどキミに合った道はどこかに必ずあるよ。努力は必須だけどね。
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2010年10月19日

嫌われる勇気を持ちなさい

この痛烈なメッセージは、AKB48の高橋みなみちゃんが秋元康さんからメールでもらったもの。

当然、前後の文脈を理解しないと、誤解を招いてしまう言葉だよね。

たまたまどこかのリンクから飛んで読んだAKB48の高橋みなみちゃんのインタビューから抜粋した。
インタビュー本文は↓
前編
http://www.oricon.co.jp/entertainment/interview/2010/takamina0922/index.html#close
後編
http://www.oricon.co.jp/entertainment/interview/2010/takamina0922/index2.html#close
さすが言葉の魔術師 秋元康さんはメンバーを成長させるために良いメッセージを発信している。

後編のインタビューの中盤で、キャプテンとしての立場に悩む彼女に対し、秋元康さんが贈ったメッセージは、
「誰からも“いい人”と思われることを目指すと、
誰からも“どうでもいい人”になっちゃうよ。」

その通りだ。

もちろん誤解しないで欲しい。
だからといって、毒を吐きまくりなさい、という意味じゃない。
ちゃんとインタビューを読むと、
「私が言うことで、AKB48が少しでもよくなるなら、勇気を持って素直に言おうと思えるようになったんです」となっている。

就活も恋愛も同じ。
「相手によく見られたい。」という思いが先行してしまいがちだよね。
相手のことをちゃんと理解したい、自分のことも正しく理解してもらいたい、と思うなら、きちんとその思いを伝えよう。質問しよう。

就活の苦楽を共にする仲間同士なら尚更だ。
相手のことを思うなら、思っていることを表現しよう。
ただし、表現の方法には気をつけようね。
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今日のひとこと
誰からも“いい人”と思われることを目指すと、
誰からも“どうでもいい人”になっちゃうよ。

by 秋元康
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2010年10月18日

教育に競争は絶対に必要

元々社会人向けブログに書いたことだけど、キミたちにも競争は避けて通れないものだ、ということを改めて理解して欲しくて、こちらにも記そうと思う。

今朝(2010/10/18)の日経本紙朝刊、オピニオン欄に掲載された「インタビュー領空侵犯」富士フイルムホールディングス社長 古森重隆氏のインタビュータイトルだ。

見出しは、
「教育に競争は絶対に必要 みな仲良し 海外では通用せず」

今の日本の教育にある結果平等主義的なヘンな風潮に釘を刺している。
詳細は本誌を参照して欲しいが、僕も概ね同感。

いくつか抜粋すると
競争によって人間はもまれないと、成長しないし、自立もできない。自分の生き方さえわからなくなります。競争は社会の原理なんです。(中略)いくら努力しても結果は同じですなんて教育はあり得ません。」

「ぬるま湯で育てたら気概のないヤワな若者が増えて、全体の知的レベルも下がります。互いにしのぎを削る環境を整えて、精神力の強い人間を育てなかったら、日本の将来はないと断言出来ます。

「(前略)教育は知育だけではない。総合的なものです。人間としてあるべき姿を学校も家庭も子どもたちにきちんと教えるべきなのです。」

「人生における勝者、敗者は世俗的な地位では決まりません。自分なりに努力して自分なりの生き方を貫ける人が真の勝者です。」

「勉強したい人は大いにやればよい。学校の成績が悪くても、ひょうきんなら人気者になれる。歌や運動が好きだとか、得意なものがいろいろあるはずです。競争によって、自分の居場所が分かるんです。それぞれ個性にあった生き方をすることで、社会の均衡が保たれるわけです。

「(前略)人間は赤裸々な存在です。他人との違いを知り、自分を知ることで、人生に対して折り合いをつけられるんです。それを避けるから、ちょっとしたことでくじけてしまう。

一歩海外に出たら、みんな仲良しなんて甘いことは通用しません。外国人はよく主張する。へらへら聞いていたら軽んじられるのが落ちです。確固とした立脚点を持って論理的に自分の意見を主張して初めて、向こうはこちらに一目置いて交渉になるんです。無競争、無菌状態で人間を育てたら、ろくなことにならないと知るべきです。

キミたち自身にとっても強烈だろうが、今の教育に携わる者、キミたちの親世代にも強烈な言葉が並んでいるね。
どれも正論だと思う。

さらにこんな一言も付け加えている。
「結果の平等を求める風潮は、日本の深刻な病巣です。」

先のエントリーでも書いたけど、就活は同一学年が横一線で「せーの」で始める競争だよ。

社会、特にビジネスの世界では結果の平等なんて無い。

競争を楽しめるようになろう。

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今日のひとこと
競争を楽しめるようになろう。
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2010年10月12日

就活が変わる

続けて、同じく昨日(10/11)の日経新聞本紙朝刊から。

今、目の前に就活が控えている3年生向けの話ではないが、僕のブログに興味を持ってくれているもっと若い世代や、今4年生や3年生でも、今後企業の人となり採用する側に回るキミたちには考えてもらいたい、企業の採用活動(=就活)の社会論としての話。

社会人向けのブログ(通称 職場力ブログ)に、記したので興味ある人は読んでみて。

少しずつだが、就活は地殻変動を起こしつつある。

どのタイミングで大きく変わるか見物だね。

学生のキミたちは、この問題をどう捉え、考えているんだろう?
色々な考えがあるかと思うが、今度ゆっくり聞いてみたいね。

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今日のひとこと
企業の採用活動(=キミたちにとっての就活)は近い将来、
必ず変わる。
企業も、大学(経営側、教員側それぞれ)も、学生も、親も、
意識変革を求められている。
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新入社員全員 中国語の研修

昨日(10/11)の日経新聞本紙朝刊 働く面に出ていた記事。

「新入社員全員 中国語の研修 東光、事業拡大で」
の見出しに始まり、
コイル大手の東光は2011年度から新入社員全員を対象に中国語の新入社員研修を始める。」とのリード文。

いやはや、遂にという感じだね。

この会社は既に中国国内に6箇所の六カ所あることや、営業拠点も増えていることから、となっているが、この流れは止まらない。
既に日本企業も多く進出するなど世界の工場となっているし、何と言っても13億人というマーケットがある。

さらに、華僑マーケットと考えるとそれはとてつもない市場だ。

グローバル展開しているキミたちは、英語の他に中国語も学ぶ覚悟、出来てる?
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今日のひとこと
遂に、英語+中国語をマスターする時代到来か?
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2010年10月04日

続く就活、中小にシフト

今日(10/4)の日経新聞本紙朝刊の働く面の特集記事「採用2011」の見出し。
他の見出しは
「今年中に何が何でも就職したい」
「エントリー、昨年の2倍に」
「採用状況の好転、悲観」
など。

記事では、9月末にアクセスヒューマネクストが主催した合説や、ドリームマッチプロジェクトについて紹介されている。

ディスコの調査だと7月時点での内定率は68.7%。
これは平均なので、中堅以下の大学や文学部などの学生は一般的に考えれば苦戦しているはずだ。

夏休み中も、夏休み開けてからも、僕は4年生の相談にも乗っている。
夏休みや秋採用で10月前に内々定を勝ちとった学生も沢山いる。

就活疲れはあるだろう。特に今年の夏は厳しかったしね。
人生の中で、これだけ「受け入れてもらえない」経験も初めてだろう。
もう周りでリクルートスーツを着ている人は多くない(もう3年生に移りつつある)から、就活そのものに嫌気も差しているだろう。

就活は行動量に比例する。これは僕も口酸っぱく言っている。
けど、ただ行動していてもだめだ。
よく言われているように、この時期になるとPDCAのDoばかりになってしまっている人が殆ど。
一度立ち止まって、ふりかえり、CAをやり、PDに移ろう。

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今日のひとこと
就活は行動量に比例する。けど、やみくもに行動していてもだめだ。
PDCAのDoばかりになってしまっていないかい?
ふりかえり、CAをやり、PDに移ろう。
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2010年10月03日

今年の内定式

昨日(10/2)の日経新聞本紙の朝刊に、今年の内定式の特色が囲み記事で出ていたね。
そこには楽天などが採り上げられ、英語での式典だったなど、人材のグローバル化の先端を行く企業が掲載されていた。

少しずつではあるが、今まではごく一部と勝手に思い、不可侵と思われていた(…と錯覚していた)新卒採用の世界も、外国人と同じ土俵で戦うことが現実味を帯びてきたわけだ。

2012の就活戦線もまだ企業数は少ないだろうけど、土俵は広がっていくから、従来通りの留学生のみならず、海外からの参戦者が少しずつ増えるかも。

内定を獲る、というだけでなく、その後も考えるとうかうかしてられないね。

これに関連する話は続きを明日書くつもり。

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今日のひとこと
土俵がじわじわグローバル化していく中で、自分はどう生きていくか、
就活と共に考えてみよう。
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2010年09月27日

三井物産、就活前に意識改革

今朝(9/27)の日経本紙朝刊 働く面から。

「学生向け 啓発セミナー 三井物産、就活前に意識改革」
との見出しで、
「三井物産は、大学生向けに思考の幅や視野を広げる啓発型のセミナーを開く。採用活動とは切り離し、安定志向に走りがちな若者の意識改革を狙う。」
とのリード文。

今日から始まる「サマースクール2010」を採り上げた模様。
同社人事部の声として
「就職難で学生も近視眼的になりがちだ。今後はよりグローバルな視点で社会に自分がどうかかわるのか、どう働くのか就職活動の前に考えてもらえれば」
と話している。
と記事で紹介されている。

企業が学生に対して行う以上、企業イメージ向上や採用活動の一環であることは違いないが、あえて目的を意識改革としている点が面白い。
日本のトップ企業の一つである三井物産でさえも、集まってくる学生に対して危機感を覚えているのであろうか?

僕が直接接している学生たちならそれなりに伝わっていると信じたいが、就活の前に意識しておいてもらいたいことってどの企業も、どのオトナたちも同じなんだよ。

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今日のひとこと
「社会に自分がどうかかわるのか、どう働くか」
就活の前に考えてみよう。

そして、オトナたち相手に考えをぶつけてみよう。
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2010年09月25日

自分の考え 口に出そう

同じく正確には昨日(9/24)日経新聞朝刊のスポーツ面から。

三浦知良選手の「サッカー人として」を読んで。
僕は、アスリートが書くコラムが好きだ。
スポーツ選手として、トップを極めるからにはやはりそこに並々ならぬ努力や運があったはず。そして、世界レベルを経験した一流だからこそ見える世界がある。
それを、違う世界とはいえ彼らの言葉で知ることが出来るから。
カズ(あえてニックネームで書かせて頂く)は、今でも現役Jリーガー。
僕よりも年上で現役Jリーガーなんて本当に信じられない。
少年時代にブラジルでハングリーなサッカーや生活を経験していることも、彼の人格形成に大きな影響を与えているはず。

今回、カズのコラムのタイトルは「自分の考え 口に出そう」だ。

一部引用すると、
「疑問があれば訊いてみよう。主張したいことがあれば主張しよう。
黙らず聞き返すこと。そこから議論が生まれる。
素人の疑問の方が人々の一番知りたいことだったりするしね。」
…と。

至極当たり前のことを言っている。

もちろん、ここで言う「主張しよう」「口に出そう」はワガママを通せ、という意味じゃない。
ここはカズもちゃんと添えている。
「もちろん主張するには自分で考えないといけない。人任せにしないことが大切なんだ。」と。

コラムの冒頭では
「子どもは空気なんて読んだりせず、聞きたいことをストレートに聞いてくる。」

空気を読むことも大事だけど、今のキミたちは、空気を読みすぎて動けなくなっているんじゃないかな?

自分のアタマで考えよう。そして口に出そう。

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今日のひとこと
自分のアタマで考えよう。そして口に出そう。
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高校生のための、社会スタディ その2

正確には昨日(9/24)の日経新聞朝刊でも、前回(9/22日経本紙朝刊)の続編が掲載されていたね。

ぜひ大学生のみんなにも一読してみてほしいな。

企業の目線×高校生の目線

高校生の目線は時に素直すぎるきらいがあるが、それが持ち味。
良い意味での純粋さを大事に、社会に興味関心を持ち続けて欲しい。

P.S.
昨年の「高校生のための、社会スタディ 2009」はWebに記録が残っているけど↓
http://edu.adnet.jp/
今年のは掲載しないのかな?
最近の日経は、電子化=有料化路線が著しく、
リンクを貼れないのが残念。

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今日のひとこと
企業の目線×自分の目線
そこからどんな発見があるかな?
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2010年09月22日

高校生のための、社会スタディ

日経が取り組んでいるイベントの一つである、「日経エデュケーションチャレンジ2010」。
第一線で活躍する企業人が働く意義ややりがいを自らの経験を基に高校生へ生の声で伝え、将来に向け、目標や夢を持ってもらおうというイベント。
なんと今年で10回目だそうだ。

今朝の日経新聞朝刊に広告記事として、3面に渡ってその時の模様が掲載されていた。

僕がキミたちに読んでもらいたいと思ったのは、各企業人の話はもちろんのこと、高校生のリポート。
自分がどんなところに問題意識を持っているのか、自分と企業活動を結びつけて考えてみるヒントになると思う。


ぜひ読んでみて。

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今日のひとこと
日々の自分の生活と、企業活動。
自分の問題意識が、どうビジネスと繋がるのか考えてみよう。
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働きやすい会社2010 日経調査

一昨日(9/20)の日経新聞本紙の働く面、
そして昨日(9/21)の日経産業新聞で、日経調査の、
「働きやすい会社ランキング2010」
が特集されていた。

「ソニー、初の首位」(日経本紙 働く面)
「新人の特性に合わせ研修」(日経本紙 働く面)
「東芝が2位に浮上」(日経産業新聞1面)
「電機躍進目立つ」(日経産業新聞1面)
などなどの見出しが躍った。

評価項目は
「社員の意欲を向上させる制度」
「人材の採用・育成と評価」
「働く側に配慮した職場」
「子育てに配慮した職場」
の4分野。
日経産業新聞には、質問項目や回答企業一覧、ランキングの方法など詳細が記されているので、それぞれの紙面をぜひとも見て欲しい。

これが直接就活に役立つわけじゃない。
所詮、対象は全国にある160万社の内の主要1568社。そして回答をしたのは478社。
回答をしたビジネスパーソンは従業員1000人以上の企業に勤める人が対象で、ネット経由。9600人に聞き、2343人が回答(内、女性は582人)。

ランキングなので、毎年順位の変動はある。
ランキングを当てにして志望したとしても、今の順位が永続するわけじゃない。

僕がキミたちに、このようなランキングを使って欲しいのは、
知らない企業名を見つけること → 興味を持って調べてみる
質問項目から、自分だったら何を大切にするのかな?と自分に問いかけてみる
わからない言葉が多数あるだろうから、調べ、自分の中のビジネス用語の語彙を増やす
などだ。

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今日のひとこと
「働きやすい会社2010」は、単純なランキングと見てしまうと
勿体ない。色々な角度から活用してみよう。
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2010年09月21日

トライアル雇用 その2

つづき。

若者(…と一括りにしてしまっているが、主に新卒・既卒)の大企業志向と
認知されていない中小企業のミスマッチについては今に始まったことではない。

だから、僕は、学生に対し、食わず嫌いしないでとにかくまず多くの企業や働いているオトナを訪ねることや、BtoBに目を向けること、就職四季報などの活用を薦めている。
もちろん、これらをやったとしても、世の中の大多数を占める中小企業が認知されるわけでもないし、学生が中小企業に魅力を感じるには力不足だ。

僕が関わっている中の、中堅私大2校は大企業に行くのは少数でほとんどが結果としては中小企業に就職する。
だから、まずはOBがいるところに目を向けさせることが大事。

FeelWorksでの勉強会、キャリアナビゲーターズゼミにおいても、同志である人事関係の職にある方々に、いかに中小企業とのマッチングをしたら良いかヒントを求めたこともあるが、リクナビ・マイナビが幅を利かせている今、なかなか出会わせるのは難しい。

新卒では苦戦しているen-Japanでは、新卒向けサービスを今年から大幅に方向転換をして、中小企業に特化した戦略を打ち出した。
“日本には、「知名度は高くなくても優れた企業」という宝の山がある”
“今こそ、「力」のある中堅・中小・ベンチャー企業を選ぼう”
というコピーを出しているくらいだ。

(話は脱線するが、en-Japanの広告コピーは個人的に好きだ。
以前は
“起きろ!大学3年生”

以下の3連作
“内定を取ること + 「3年で辞めました」と、ならない未来 人生を、良くする就職”
“内定を取ること + 遊びより、その仕事に夢中になっている未来 人生を、良くする就職”
“内定を取ること + 「ここに入ってよかった」と、思える未来 人生を、良くする就職”
というコピーは秀逸だと思った。)

これを読んでいる、新卒のキャリア支援に関わっている皆さん、
学生の目を中小企業に向けさせるため、どんなことを行っていますか?

学生のみんな
どうやったらキミたちがその無名の会社についてもっと知ろう、って思うんだろう?

情報が乏しい目立たない企業の魅力を伝えることは本当に難しい。