2010年02月19日

勉強会に1万円払うなら、上司と3回飲みなさい

勉強会に1万円払うなら、上司と3回飲みなさい (光文社新書 444)勉強会に1万円払うなら、上司と3回飲みなさい (光文社新書 444)
(2010/02/17)
前川孝雄

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この本は、若手社員向けの書籍。
みな、「あれ?」「なんで?」って思ったかな。
なんで、就活している僕たちに、既に就職した人向けの本を薦めるのかって。

僕が日頃就活しているキミたちに接していて思うことの一つに、
「やりたいこと症候群」に陥っている学生が多いからなんだよ。

この本でも繰り返し触れられているし、僕自身の経験からも、そして数多くの社会人を見てきた経験からしても、大学生の時に描いていた仕事をそのままやっている人は多くないんだよ。

僕は、学生の時に最もなりたくなかった職業が、「先生」

なぜか?
一つは、母親が薦める職業だったから。
僕の母親は超保守的で安定志向。
父は企業勤めだったから、割と僕が冒険することに理解はあったけどね。
僕は母の保守的なところがイヤで仕方なかった。
だから、学生時代に海外に飛び出したかったし、母の薦める公務員とは真逆の外資系へ行ったんだ。
今から思うと僕の人生は母親に対しての反抗とも言えるなぁ。
(そうは言いながらも、すごく影響受けてるのは自覚してるけどね)

二つめの理由。
それは、僕自身が高校時代の先生に影響をものすごく受けたから。
学生時代も、社会人になってからもなかなか自信を持てなかった僕は、人に直接影響力のある教育の世界に入るなんて全く想像もしていなかった。

それが今や週の半分は大学で教えていたり、カウンセリングしてたりするんだもん。笑っちゃうよ。

人生、キャリア、何がどう幸いするか、災いするかなんてわからない。
僕自身の話はまた別の機会にするけど、
「やりたいこと」にこだわりすぎていて、視野が狭くなっているキミにはぜひ読んでもらいたいな。

一足早く、「ふーん、社会人になったらこういうことに気をつければいいんだ」
ってことがわかるだけでもキミは社会に出てからの成長が違うよ。

だまされたと思って読んでみて。
posted by Taka at 04:29| Comment(0) | TrackBack(0) | キャリアを考える
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