2012年02月10日

ブログをshushoku.biz内に移行します

先日、私の就活生向け書籍

もうダメだと思ったときから始まる「就活」大逆転術 (青春新書プレイブックス)もうダメだと思ったときから始まる「就活」大逆転術 (青春新書プレイブックス)
(2012/02/01)
戸山 孝

商品詳細を見る

の出版に合わせて、それまでM大学就職塾のHPとしていたものを
一般の就活生向けのホームページにリニューアルしました。

header.jpg

そして、折角ホームページをリニューアルしたのだから、ブログもその中に
統合しようと考えており、長い間、こちらのブログを使ってきましたが、
下記のホーム―ページ内にブログページを設け、就活生向けの情報発信は
全てその中で行うようにしようと考えています。

今後、ブログは
http://www.shushoku.biz/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0/
とします。

こちらのブログも当面は残しますが、こちらの過去のエントリーもいつかは
統合することを検討しています。

長期間にわたり、こちらのブログをご覧になって頂き、誠にありがとうございました!
今後は
http://www.shushoku.biz/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0/
でお願いします。

戸山 孝

にほんブログ村 就職バイトブログ 大学新卒の就職・就職活動へ
にほんブログ村
タグ:ブログ 就活
posted by Taka at 01:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2012年02月06日

コネ採用を巡るあれこれ

岩波書店が自社のホームページの採用欄に
「岩波書店著者の紹介状あるいは岩波書店社員の紹介があること」を条件にしていたことに端を発するこのニュースは、厚生大臣までが動き出し、またNHKのニュースにも取り上げられるくらい一時的に世間を賑わせた。

今回、岩波書店側のコメントは「応募条件であり、採用条件ではない」とし、そして、「毎年採用は若干名なのに対し、応募は1000人に及ぶこともある。現在は、結果的に落とすための試験になっており、できるだけそれを避けるため」とのことだった。
http://mainichi.jp/life/job/news/20120203k0000e040169000c.html?inb=yt

ツイッターでもつぶやいたが、コネ採用は今でも行われている。
地方だったら当たり前とは言いすぎだが、まだまだ多い。

岩波書店側の言い分も理解できる。
インターネット経由での採用が一般となり、冷やかしでエントリーする学生に企業は頭を抱えているからだ。
メディアやマスコミなどの人気業界や人気企業は岩波書店同様数名の採用に対し数千人が応募する。
だから、本気の人なり、人物なりがわかっている人のみに応募してほしい、というのは企業側の言い分となる。

コネ採用は諸刃の剣。
採用段階においても、企業側、応募者側共に気を遣う。
紹介者の顔を潰すわけにもいかない。
縁あって入社したとしても、仕事が嫌だからといって簡単には辞められないし、紹介者の手前、仕事の与え方にも気を遣う。

ただ、一つのスクリーニングの方法としては、紹介はアリが個人的な意見。
ただ、あくまでも候補者の土俵に乗せるまで、というのが持論。
結果が紹介者に左右されてはダメだ。

新卒採用ではコネは悪者にされているが、中途入社の世界ではコネというか紹介や口コミは当たり前。
採用のHPに出す前に、必ず個人的な口利きで誰かいないか企業側は探す。
紹介者が信頼のおける人であれば、無駄な手間が省けるからね。
経済的合理性を追求し、ハズレを掴みたくないなら考える手段として間違っていない、ということは理解できると思うけど。


********************************************************
今日のひとこと
コネ採用、やる側も受ける側も、土俵に乗せる(乗る)までに
留めましょう。結果が紹介者に左右されてはなりません。
選考はきちんと。
********************************************************
にほんブログ村 就職バイトブログ 大学新卒の就職・就職活動へ
にほんブログ村
タグ:就活 コネ

2012年02月01日

就活本を上梓しました

久しぶりの更新です。

あれ?今年入ってまだ一度も書いていなかったんですね。
今頃ではありますが、本年もどうぞよろしくお願いします。

さて、企画から足かけ2年。
難産の末、私の初の単独著作が完成いたしました!!

Amazonでの発売は本日。先ほど見たら欠品している模様。
何とも嬉しい次第です。
書店での入荷は店舗によってですが、仕事の帰りがけに横浜の有隣堂書店で訊いたところ、3日に入荷予定となっていました。


もうダメだと思ったときから始まる「就活」大逆転術 (青春新書プレイブックス)もうダメだと思ったときから始まる「就活」大逆転術 (青春新書プレイブックス)
(2012/02/01)
戸山 孝

商品詳細を見る


就活本では珍しく、エントリーシートの書き方とか、面接での受け答えの事例とかをほとんど載せていません。
今まで複数の、決してメジャーでない大学での内定長者学生たちと接してきた中での共通項を著しました。

12年の2月現在、就活戦線はこれから本番です。
心が折れる前に手に取って、参考にして実際に行動に移してもらえると著者としては嬉しいです。

就活生の皆さん、本当に今年は激戦です。
凹む場面に数多く晒されると思いますが、あきらめずに頑張っていきましょう。
応援しています。


********************************************************
今日のひとこと
もうダメだ…となる前に手を打とう。
七転び八起き。
就活は社会人トレーニングだ。
********************************************************
にほんブログ村 就職バイトブログ 大学新卒の就職・就職活動へ
にほんブログ村
posted by Taka at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2011年12月25日

就活で20社以上落ちる学生 「協調性ある」をアピールしがち

この3連休に話題になっていた記事。
なんと、大前研一氏が就活についてコメントしている。

http://news.ameba.jp/20111222-289/

僕は大前さんに憧れてコンサルティング業界に入った人だし、経営コンサルタントとして、僕は大前さんは尊敬している。が、このコメントについては短絡的に捉えられてしまうと誤解を招きそうなところがあるので、僕なりに一言付け加えたい。

以下は記事を引用しつつコメントしたい。
=============(以下引用)===============
未だに内定を得られていない4割の大学生は、少なくとも20社以上は試験を受けていると思うが、20社以上に断わられた人とは、どんな人なのか? ひと言でいえば「特徴のない人」である。

なぜなら、いま企業は「特徴のある人」を求めているからだ。人事部の採用担当者が最近とくに重視しているのは「うちの会社であなたにしかできないことが何かありますか?」という類の質問だ。それに即答できない人や「協調性です」「誰とでも仲良くやっていけることです」といった返答しかできないような人は採用されないのである。
=============(引用おわり)===============

この「特徴のある人」は解釈が難しい言葉だ。
確かに企業は、フツーのつまらない「いい子」よりかは、少々特徴のある学生を求める傾向にあるのは確か。それも人気企業ではその傾向が強い。
とはいえ、本当に尖った人材が欲しいかというと、やはり業界によるところが大きいと思う。コンサルやベンチャーは、かねてよりクセのある人を好む傾向にあるが、未だに保守的な業界・企業は沢山ある。

ただ、文中にあるように
「うちの会社であなたにしかできないことが何かありますか?」という類の質問に対して、それに即答できない人や「協調性です」「誰とでも仲良くやっていけることです」といった返答しかできないような人、というのは、そもそも問いに答えていない。

最低限の地アタマやコミュニケーション能力を測る上で、「あなたにしかできないこと」と訊かれていて、「協調性」は回答としてありえない。
企業は組織、チームだ。「協調性」や「誰とでも仲良くやっていけること」はあって当たり前。それ以外の回答を求めていることは一目瞭然だ。

記事を編集する際に、こう端折られてしまうと、学生は誤解してしまう。その点、とても危惧している。

次は同意できるところだ。
=============(以下引用)===============
20社も30社も受けて内定を得られない大学生は、就職に臨む態度が間違っていると思う。就職は結婚と同じか、それ以上に一生を左右する一大イベントだ。結婚する時に相手の性格や素性をよく知らないままプロポーズする人はいない。就職する時も相手のことを詳しく知り、なぜその企業でなければならないのか、明確な志望理由があってプロポーズする(採用試験を受ける)のが当たり前である。

ところが、なかなか内定を得られない大学生は、就職情報会社のサイトなどで企業の知名度や条件だけを見て選択し、その会社が置かれた状況や今後の重点戦略などを綿密に調査・研究しないまま、面接を受けている。だから「うちの会社であなたにしかできないことが何かありますか?」という質問をされると答えられないのだ。逆にいうと、そういう質問に的確に答えられれば、内定を得られる可能性が高いわけだ。
=============(引用おわり)===============

ここはその通り。
学生はあまりにも企業を調べなさすぎる。本人としては調べたつもりになっているかもしれないが、企業側(面接官)からすればガッカリするレベルというのは良く聞く話。

学生側からすると、時間が無い、そして調べ方がわからないという学生が大半なんだよね。
時間が無くても、慣れれば短時間でできるようになるのが企業研究。
ただそのためには、最低限知っておかねばならないビジネス用語やツールがある。
そして、ナビサイトの企業のページだけで済まそうとせず、一手間加えることを習慣にしよう。
上場企業でなくとも今や各企業のサイトは充実しているし、大学の図書館に行けば、日経テレコンもあるし、各新聞や雑誌のバックナンバーも充実している。
上場企業であれば、各報告書(CSR、IR、有報)くらいは目を通すようにしよう。
********************************************************
今日のひとこと
人生を左右する相手選びなのに、なぜ真剣にならない。
最低限、各報告書やメディア掲載記事には目を通せ!
********************************************************
にほんブログ村 就職バイトブログ 大学新卒の就職・就職活動へ
にほんブログ村
タグ:就活
posted by Taka at 23:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 会社探しのヒント

来年1月末に就活本を出版します

今年は東日本大震災があり、その後の原発事故など社会不安が増大した年。
まだリーマンショックの影響から立ち直れていない日本経済というのもあり、そして従来より2か月遅れでの就活解禁ということもあって、就活はとても混乱している。
だからか、就活本も沢山出版されている。

僕は仕事柄一通り読んでいるので、超オススメというものは学生にも推薦しているし、配ったものもある。

そんなレッドオーシャン(激戦区)なところだけど、僕も青春出版社のPlaybooksから就活本を出版することになり、1月末の発売を目指して今、最後の追い込みに入っている。
詳細については、もう少し経ったところでここでも伝えていきたいが、まだ未確定なところもあるので、この件についてはまた後日。

僕が読んでオススメの就活本も近日中にアップします。
posted by Taka at 23:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

就職塾特別編

22日の就職塾は、昨年に続き金融塾と合同で、元リクナビ編集長で現在Feelworks社長、そして今、僕の仕事仲間である前川孝雄氏の事務所で開催した。
学生たちが真面目にたくさんの仕事を用意してくれたこと、そして前川さんも真摯に応じてくれたことに加え、Feelworksの豊田さんが女性の観点と、かつてリクルート時代に学生に向けて講演していた経験を踏まえたとてもよい話を沢山してくれた。時間は全く足りなかったが、僕からすればとてもよい話を聞けたのではないかと思う。

塾のメンバーには伝えたが、ホントみんな大人しくていい人。
優しくて周りに気を遣う。これはこれで本当に大きな長所だけど、就活のようなサバイバル競争下では弱点にもなる。
サントリー黒ラベルのCMじゃないが、「○くなるな、☆になれ」を実践してほしいな。

********************************************************
今日のひとこと
○くなるな、☆になれ
********************************************************
にほんブログ村 就職バイトブログ 大学新卒の就職・就職活動へ
にほんブログ村
タグ:就職塾 就活

半年ぶりの独り言

久々に開いてみてビックリ。
そうか、こちらのブログは半年も放置しっぱなしだったんだ…
(社会人向けのも似たようなものだが、あちらはツイッターでつぶやくと勝手に掲載されるように設定)
書いていないことは認識してたが、まさか半年とは。トホホ。

今年の就職戦線は12月からと誰かさんが言ったおかげで大混戦。
けど、そんなことは僕らみたいな仕事をしている人は過去との比較をするけど、学生たちにとっては過去は関係ない。
学生たちは人生で一度きりの新卒の就活にそれぞれ取り組んでいる。

今年の僕は、完全にオーバーフロー。
仕事の受け方を間違えたし、仕事の仕方も見直さなければと何年かぶりに反省する1年だったけど、新しいことや新しい人たちにも沢山出会え、オーバーフローしてしまったが、これはこれで充実した1年だった…と、まだ今年の仕事を沢山積み残したままなので、振り返るにはちと早い。

さて、世の中的にはクリスマス。
今年は天皇誕生日が金曜、イブが土曜、クリスマス当日が日曜と、世のカップルや家庭にとっては恵まれた週末。
寂しいことに週末も仕事が入っていた僕にとっては普通の1日でしかなかったなぁ。

********************************************************
今日のひとこと
人生一度きりの新卒としての就活。本気でやってる?
********************************************************
にほんブログ村 就職バイトブログ 大学新卒の就職・就職活動へ
にほんブログ村
タグ:日記 就活
posted by Taka at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2011年07月11日

アルバイトに見る内定者の行動パターン その3

その2からのつづき

その1に記したが、名刺の獲得目標は300枚。
その数字に最もこだわっていたのが、呼び込み部隊でもあるアルバイトの2人。
彼らが来場者に声をかけてくれることで、名刺交換のチャンスが生まれる。
そこを十分に理解して、どうやったら300枚に達することが出来るのか、ゴールに対する執着は、人一倍持っていた。

声のかけ方も、日々進化していた。
どのように声をかければ来場者の方々は立ち止まってくれるか。
どんな人が、我々のブースに興味を持ってくれそうか。
都度ふりかえりながら、行動に反映していたこと。

さらに彼らの凄いところは、繋いでくれた後の、僕らスタッフの営業トークを、呼び込みをしながらもしっかり盗み聞き、それを自分たちのトークに採り入れていたこと。
P⇒D⇒C⇒Aのサイクルをしっかり回している。

僕らのブースに関わった、そして立ち寄った知人たちが口にしていたこと。
「彼ら学生なの!?学生には見えないくらい話も態度もしっかりしている。」
「早々に内定取るのわかる。あんなタイプだったらどこの企業だって欲しがるよ。」
と多くのお褒めの言葉を頂き、推挙した僕もとても嬉しかったと共に、彼らから多くのことを学んだ。
DSCF0629.jpg

********************************************************
今日のひとこと
ゴールへの執着。P⇒D⇒C⇒Aをしっかり回す。
そして失敗を糧にふりかえり、行動を変化させる。
だから、最後には期待を超える結果を得られる。
********************************************************
にほんブログ村 就職バイトブログ 大学新卒の就職・就職活動へ
にほんブログ村
posted by Taka at 06:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

アルバイトに見る内定者の行動パターン その2

その1からのつづき。

6日(水)の初日。
今まで、人事もしくは組織戦略に関わる者として、お客としては毎年のように行っていたこの展示会だが、出展側になるのは全員初めて。
なので、アルバイトの学生2名に対して上手く指示が出せていたのかどうかはわからない。
FW側のディレクターとして取り仕切ってくれたIさんも、推測を交えながらの指示。

周りには、我々の何倍もの人員を投入して、さらに無料で本を配ったり、ノベルティグッズがあったりという中で、我々はそういうものをほとんど用意していない中での戦い。

そんな中でも2人は、上手くこちら側の意図を察してくれて、立ちまわってくれた。

呼び込みがメインの仕事だから、ある意味キャッチセールスに近い。
無視されるのが当然の仕事。
けど、2人とも全く物怖じせず通りかかる来場者にさわやかに明るく声をかける。
そして、しつこくないけどあきらめない。
相手が全く興味を示さなければそれまでだが、少しでも興味を示そうものなら確実にスタッフに繋ごうとする。
周りの競合の同じく学生の呼び込みたちは全然積極的じゃないのに比べて、FWの2人は明らかに際立っていた。
DSCF0616.jpg
スタッフに繋ぐ際も、足を止めてくれた人が何を求めてこのイベントに来たのかや、どこに興味を示して立ち止まってくれたのかを、適切に一言添えてくれるという気の利き方。
言わなくても、お客様とスタッフが何を期待しているかを推し量る力にみんな助けられた。

その3につづく
********************************************************
今日のひとこと
物怖じしない、あきらめない。
そして、周りが何を期待しているかを察する。
ビジネスに限らず全ての基本。
********************************************************
にほんブログ村 就職バイトブログ 大学新卒の就職・就職活動へ
にほんブログ村
posted by Taka at 06:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

アルバイトに見る内定者の行動パターン その1

先週、6日(水)から8日(金)まで、僕が企業向けの仕事をしているFeelWorksという会社は、人事・組織戦略系の一大イベントであるHuman Capital2011という日経主催の展示会に参加した。

DSCF0586.jpg

このイベントに出展するにあたって、学生のアルバイトが必要ということになり、M大学で早々に内定をゲットした中でも、これはというMくんとFさんの2人にピンポイントでお願いした。2人とも快諾してくれて、3日間本当によく手伝ってくれた。

今回、お願いしたアルバイトの内容は、展示会という場での呼び込み。
会社としての名刺獲得目標は300枚。
ただ、出展しているだけでは来場者は足を止めてくれない。
競合がひしめく中、まだ認知度の低いFeelworksという会社、そしてこの会社が大事にしている“想い”や“メッセージ”、そして商品・サービスに興味を持ってもらうのが、出展した目的だ。

2人はまだ学生だから、このイベント自体に馴染みが無い。人事や組織に関するビジネス用語も知らない。
しかし、来場する方は企業の人事や管理職を中心とした百戦錬磨の方々。
そんな人をどう呼びとめてくれるかが、2人にかかっていた。

2人に狙いを定めて声をかけたのには訳がある。
まずは、出展を決めたのが春の段階で、早々に就活を終えている人の中から探したこと。
次に、呼び込みという仕事柄、明るく人当たりが良くて物怖じしないタイプ。
主にこの観点から、ワークスアプリケーションズとオプトという、今となっては大手だけれどもベンチャー気質の高い会社に内定を頂いた2名にお願いすることになった。
その2につづく。


********************************************************
今日のひとこと
企業とは何か?業を企てるとはどういうことか?
元々は「この指とまれ」で集まった人たちということ。
こんな“想い”があって、こんな商品・サービスを提供したい。
そこに人が集まる。これが原点。
********************************************************

にほんブログ村 就職バイトブログ 大学新卒の就職・就職活動へ
にほんブログ村
posted by Taka at 06:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記